ピルによる減退出血と下痢について

妊娠中の女性は排卵が起きないのですが、それは卵胞から分泌される女性ホルモンの影響によるということです。ピルには女性の卵胞から作られる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれています。そして、これらのホルモンを体内に取り入れることにより、妊娠を防ぐ効果や生理に伴うさまざまなトラブルを解消する効果が期待できます。かつてはホルモンの含有量が低用量ピルよりも多いものが使用されていたのですが、中用量や高用量ピルだとホルモン量が多いことで副作用が起きやすいという問題がありました。低用量ピルではホルモン量をかなり減らしており、少ない量でも避妊効果をしっかり得ることができます。1錠中のホルモンの含有量が50μg未満のものを低用量ピルと定義しているのですが、ホルモン量を減らすことで副作用がより軽減されているということです。ちなみに、ピルを飲んでいても生理のような出血である減退出血は起こります。21日分服用することになるのですが、その後2~5日して軽い生理のような減退出血があります。そして、減退出血があると避妊が成功したことになります。ピルを飲み始めた頃は気持ち悪くなったり、頭痛や下痢、体重増加などといった副作用がよく起きると言われています。飲み続けることでこれらの症状は気にならなくなりますが、下痢などの副作用がどうしても我慢できないという場合、医師に相談してピルの種類を変更してもらうと良いでしょう。また、下痢などの副作用が出たら飲むことを一時的に中止することも大切です。また、血栓症や乳ガン、子宮頚ガンなどの可能性も指摘されており、高血圧の人や喫煙者などは服用することができないため、医師に相談してみましょう。